ここでは、開咬の代表的な症例をご紹介します。
開咬…奥歯ではかんでいますが、上下の前歯がかんでいない状態をいいます。
開咬
【症例1 】13歳 男性
この症例は、上下に矯正装置を付けてゴムで引っ張り、前の歯を噛ませると共に、ご本人に前の歯を積極的に使ってもらうことで治しました。
| 主訴 | 前歯で噛めない |
|---|---|
| 装置 | 上顎骨急速拡大装置とフルブラケット装置 |
| 治療期間 | 44ヶ月 |
| 治療費 | 92万円 |
| リスク | このような前歯が噛み合わない開咬症は、この隙間に舌が入って嚥下するためにとても後戻りしやすいです。また歯根の根の先が吸収(歯根吸収)することや顎関節症状が出やすいです。前歯で咬みきることや舌の機能訓練をすることが必要です。治療後にも歯並び安定の装置を長く使用する必要があります。 |

かみ合せても前の歯が、かめません。

治療後、前の歯もかんでいます。

治療後7年経過。前の歯、奥の歯ともかんだままで安定しています。

奥の歯だけでかんでいます。

前の歯、奥の歯ともかんでいます。

治療後7年経過。前の歯、奥の歯ともかんだままで安定しています。

